2006年入社。写真技能士の資格も持つベテランフォトグラファー。自宅のベランダで植物を育てたり、インテリア雑誌を読むのが趣味。磨かれた感性を武器にした、スタイリッシュかつナチュラルな撮影を得意としている。
大学生の頃に写真サークルへ入りカメラの楽しさに開眼。当時はフィルムで、現像も自分たちで行っていたものです。カラー写真を現像するような設備がなかったので、もっぱらモノクロ写真。失敗すらも味に見えてくるところが面白く、広島へ戻ってからも写真プリントの店で現像のアルバイトをしていました。その後、偶然目にした求人が縁で「スタジオ101」に入社。当時は上下関係が厳しいとも言われる写真の世界でしたが、そんなことは全然なく、和気あいあいとした環境で先輩方から技術を学びました。
入社から15年以上が経ちますが、9割はブライダルフォトを担当。色々な新郎新婦様に出会えるのが本当に楽しいです。お二人にしかないストーリーが垣間見えることもありますし、ご家族との関係性が伝わってきて思わず胸が熱くなることもあります。ある挙式で新婦様の弟様がカメラを構えていたのですが、手紙を読むお姉さんの姿に感動してシャッターが切れなかった様子でした。私はもちろん傍で撮影をしていましたが、ご家族にとっても大切な瞬間なんだということを、あらためて感じさせてもらいました。
“この時にしか撮れないんだ”という重みを感じつつ、例えば新郎新婦様だけでなく、横ではしゃいでいるご友人の様子など、お式のサブストーリーとなるような一枚も収めるようにしています。前撮りでは「本当に楽しかったです」「いつもはこんなに笑わないんですよ」と言っていただけるのが、何よりの励みですね。自分自身、年齢を重ねてきたので、若い頃には撮れなかったような、“親目線”の一枚も撮影できるようになってきたのかなと感じます。新しい写真の撮り方を、今後も積極的に探究していきたいです。
撮影を心から楽しんでほしいので、心配事があれば何でも相談してください。
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