榎 慎一郎
全国各地の観光地で観光写真を手がけて7年、その後今の会社に転職しウエディングを中心にした人物撮影を担当してきました。自然な笑顔を引き出す話術や、背景を含めた構図設定は観光写真時代の経験が生かされているかもしれません。
年間およそ250組以上の新郎新婦を担当していますので、約20年と考えると5000組以上。その積み重ねこそが一番の武器です。ご夫婦の雰囲気やなにげない会話から趣味や嗜好を把握して撮影に反映させ、「イメージ通りの一枚になった」という声をいただけると本当に嬉しいですね。「カープのユニフォームで撮りたい」「趣味の楽器を持って撮影したい」など、持ち込みたい小物や撮りたいカットがある場合は、事前に伝えていただくと撮影がよりスムーズです。スポーツに関係したグッズを使うなら「屋外の方がはつらつとした感じになるかも」といったアドバイスもできますので、ぜひお気軽にご相談ください。
写真のイメージをとくに持ち合わせていない場合は、こちらからご提案もいたします。大事にしているのは、お二人の雰囲気を壊すことなく、お二人らしい表情を捉えること。明るく元気なカップルであれば会話をしながら場を盛り上げていきますし、逆にシャイなお客様であれば時間をかけてリラックスした空気になるよう心がけています。
どれをとっても同じ一枚はなく、日々勉強です。社内の撮影スタッフから学ぶことも多いですし、時間ができた時は著名なフォトグラファーの作品を見て学んだりもしています。一番勉強になるのは、お客様の声。「こういうふうに撮ってほしい」と持ち込まれるモデル写真は自分の中にないアイデアやトレンドが詰まっていることが多く、非常に参考になりますね。これからも新郎新婦様のリクエストに応えながら、その瞬間にしか撮れない一枚を、心を込めて撮影していきたいです。
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