特別企画インタビュー　2

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株式会社ソフィア通商代表取締役小原義之 × ブライダルファッションデザイナー ANTONIO RIVA

株式会社ソフィア通商代表取締役小原義之 × ブライダルファッションデザイナー ANTONIO RIVA

全米ブライダルコンサルタント協会（ABC協会）アジア統括代表も務める小原氏がゲストを招いて対談。ゲストは、ブライダルファッションデザイナー「アントニオリーヴァ」さんを招いて今のブライダルドレスの傾向や流行などを語って頂きました。

SOPHIA

今回のインタビューは、建築学を学び、オートクチュールのファッションにおいて最初に３Dと呼ばれる立体型のドレスを作り出したと言っても過言ではないイタリアを代表するデザイナー。情熱と探求心、真の美から得たインスピレーションによって生み出されるアイデア。とても着やすいという特徴があり、伝統的縫製技術とイノベーションされたテクニックを融合させることによって、全ての花嫁にぴったりフィットするドレスを数多くデザイン。花嫁に絶大な支持を得る「アントニオリーヴァ」さんを招いて最新のブライダルドレス事情について語り合いました。

ドレスづくりのポリシーや、拘りなど詳しく教えて下さい。

全ての女性にとっての「特別な日」。私は幼い頃から、その特別な日のためのウエディングドレスに夢を抱きスケッチを続けてきました。幼少期から失うことのないその情熱こそが私のポリシーです。

建築家からドレスデザイナーに転身されたきっかけや思いなどを教えて下さい。

私は常に建築とドレスデザイナーの両方に情熱を注いできました。建築を学んでいた時代もウエディングドレスのデッサンは続けていましたし、イタリアの教会や日本の素晴らしい建物など、建築学から得る知識が私のデザインをより豊かにし、今の構造的なドレスのスタイルを作り上げたのです。

ドレスデザイナーとしての思い出深いエピソードがあれば教えて下さい。

私のデザイナー人生において思い出深いエピソードが沢山ありすぎて、一つに絞ることはできません。それは、とてもラッキーなことだと思いますし、事実、今までのキャリア全てが思い出深いエピソードだと信じています。

ドレスのデザインは、どの様にひらめいていますか？

デザインのインスピレーションはどこにでも落ちているものです。建築物やストリート、花や夢。いつどこでそのインスピレーションに出会えるかは私にも分かりません。ただ、心が動き、私の手が創造を始める瞬間がそこにはあるのです。

日本についてや、日本のブライダル市場に関して、感じていることなどあれば教えて下さい。

私は心から日本を愛しています。日本人が持つ文化や都市、教育や独自のスタイル。その全てが私にとって魅力的です。もちろん、新しいコレクションを作り始めるとき、日本は私にとって最も大切にしているインスピレーションの一つです。日本の花嫁たちは、その生まれながらのセンスで私のスタイルを完璧に反映してくれます。私たちにとって、日本のマーケットは常に大きな存在です。何年も前からともに作り上げてきましたし、毎年拡大しており本当に素晴らしい存在です。